甲状腺ホルモンは新陳代謝を促す働きのあるホルモンで、その分泌は髪の毛の健康にも影響を与えると言われています。この記事ではそんな甲状腺ホルモンについて私なりに考えた事をまとめています。尚、この記事ではあくまで要点のみをまとめています。詳細については別ブログ「腹筋を割る方法について考える」にある記事『筋肉を効率良く鍛えるために重要な甲状腺ホルモンについて』にまとめているのでそちらをご覧下さい。

甲状腺ホルモンの役割について

甲状腺ホルモンは喉仏の下辺りにある「甲状腺」という場所から分泌されるホルモンです。特に「古くなった細胞を取り除き、細胞を新しく作り変える」という新陳代謝の過程をスムーズにする役割があるとされ、実はあらゆる細胞に甲状腺ホルモンを受け取るための受容体があると言われています。つまり蛋白質の合成には必要不可欠なホルモンであり、髪の毛云々以前に、心身の健康を維持する上で非常に重要なホルモンです。


甲状腺ホルモンの分泌を促すには?

甲状腺ホルモンは暴飲暴食、過度な食事制限、過度なストレス、睡眠不足、過労などによって分泌が悪くなる事があります。規則正しい生活は必須でしょう。尚、甲状腺自体の機能を低下させる様々な病気もあり、それによって分泌が悪くなる場合もあります。症状は風邪に似ているとされ、誤認されやすいため、長期の体調不良が続いた場合はお医者さんに診てもらいましょう。

また甲状腺ホルモンはアミノ酸の一種である「チロシン」と、ミネラルの一種である「ヨウ素」などから作られています。この内、チロシンは必須アミノ酸の一種である「フェニルアラニン」から体内で合成されます。しかし必須アミノ酸は蛋白質を多く含む食品(肉、魚、卵、乳、大豆)から摂取できるので、それが制限されると稀に材料が不足してしまう事があります。特に蛋白質を多く含む動物性の食品は髪の毛に悪いという印象があり、過度な制限が逆効果になってしまう場合があります。

一方、ヨウ素は海産物全般に含まれるミネラルです。島国に住んでいる日本人は摂取機会に恵まれており、本来は意識的な摂取は必要ないものですが、同じように過度な食事制限の他、食物アレルギーや好き嫌いなどによっては稀に不足する可能性もあります。そうしてヨウ素が不足する事でも、甲状腺ホルモンの分泌が悪くなり、結果として髪の毛の健康に悪影響を及ぼす事があるのです。