ここでは頭皮を労るための紫外線対策について、私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

●紫外線対策になる帽子

「帽子を被ると内部が蒸れて頭皮に良くない」という事がよく言われるのですが、それよりも紫外線による頭皮の細胞へのダメージに方が頭皮には良くありません。紫外線はDNAを傷つけるため、帽子を被らないまま直射日光を浴び続けた方が頭皮の細胞は壊れます。長時間外出する際には基本的に直射日光を避けるべきであり、紫外線対策としての帽子は非常に効果的なのです。尚、汗をかいた時に頭皮を擦って拭いてしまうのも頭皮には良くありません。紫外線だけでなくそういう積み重ねも薄毛の原因になっています。

体温が上がって汗が出るのは当たり前の事であり、子どもでも大人でも男性でも女性でもそれは同じ訳です。汗をかく事で頭皮がダメージを受けるのは、強く洗い過ぎていて頭皮が既にダメージを受けていたり、コンディショナーなどの付け方が間違っている、あるいは不規則な生活習慣によって皮脂などの分泌が過剰に行われている事が原因です。まずはそれを直しましょう。

ちなみに真夏の紫外線対策としては、頭皮に日焼け止めを使う事も一応可能ではあります。ただ日焼け止めは肌に長く残留し、紫外線吸収効果を持つ成分が敏感肌の人では刺激になる事があるため、あまりオススメはしません。また水や汗などで流れるため1~2時間おきに塗り直す必要があるため、そういう意味でも頭皮にはあまり向いていません。やはり直接紫外線を防ぐ方法は外出時にUVカットの帽子をつけるか、できるだけ直射日光を避けて日陰を歩いたり、日差しの強い日には外出を控えるようにするなどしかないようです。


●紫外線対策になる生活習慣の改善

紫外線によって細胞がダメージを受ければそれを修復しようとします。髪の毛が薄くなってしまうのはその細胞の破壊と修復のバランスが崩れているからであり、それを整える事が髪の毛を労る事に繋がります。そのために最も重要なのが睡眠習慣の改善です。睡眠中は成長ホルモンと呼ばれる細胞の成長を促す役割があるホルモンが分泌され、それによって傷ついた細胞の修復が促されます。つまり睡眠が適切でなければ傷ついた頭皮の細胞がそのままになってしまうのです。「毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きる」「睡眠時間を確保するため早寝をする」「睡眠の質を確保するため睡眠環境を整える」などを心がけましょう。

また食習慣の改善も重要です。抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは紫外線を浴びる事によって増える活性酸素の増殖を防ぐ事ができますし、特にビタミンCは頭皮に存在するコラーゲンの合成に必要です。またそのコラーゲンの材料となるアミノ酸も必要ですし、ビタミンB群やマグネシウムは糖・脂肪・タンパク質を効率良く代謝するために、成長ホルモンの分泌には亜鉛も必要になります。その他細胞に酸素を送るための鉄分や銅、そして水分調節を行うための水やナトリウム、カリウム、更には性ホルモンや皮脂を正常に分泌させるための材料になる必須脂肪酸も必要ですね。このように頭皮の傷ついた細胞の修復・再生を行うためには様々な栄養を定期的に摂らなければなりません。

もちろんそれだけ栄養を摂っても血流が悪ければ意味がないので、頭皮の血流を促すための全身を使った運動や顔の筋肉を動かすための顔筋トレーニング、頭皮のマッサージも必要になるでしょう。更に頭皮を清潔に保つための洗い方、コンディショナーやトリートメントなどの使い方、枕やソファなど頭が触れる場所の清潔さなども注意しようと思えば注意できます。このように「紫外線対策」とは一言で言ってもすべき事はたくさんあるのです。