ここでは特に頭皮を労るための保湿方法とそれに用いる保湿液(美容液)の紹介をしています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。尚、コンディショナー・トリートメントなどについては別の記事で紹介しています。ここはあくまで「頭皮」の保湿に関する記事です。

★頭皮の肌荒れを予防するための保湿法

●洗髪後に行う頭皮保湿の具体的な流れ

髪の毛及び頭皮を洗った後は古い皮膚や皮脂などが洗い落とされるため、非常に肌が乾燥しやすくなっています。特にドライヤーで髪の毛を乾かした後では、できるだけ早くに保湿を行わなければなりません。

まず行うべき保湿は「化粧水」です。化粧水は保湿を行うための「下地」の役割があり、皮膚の表面を滑らかにします。ただし皮膚表面だけなので数分も経たない内(商品によって異なるため、擦らないように肌に触れて確認する)に乾いてしまいます。よって完全に乾ききる少し前に、その上から少し粘り気のある「乳液」を薄く伸ばし、皮膚の表面を保護しましょう。ただし汗をよくかく人や脂性肌の人ではその乳液が毛穴を詰まらせる原因になる事もあります。それぞれ塗る際は広く薄く伸ばし、決して擦らないよう注意して下さい。

保湿はお風呂場から出て衣服を身に着けた後、できるだけ早くに行う必要があります。すぐに行う事ができるよう衣服は素早く(その間は頭皮及び髪の毛に触れない事)身につけ、またその際には室内の温度及び湿度を管理しておきましょう。

●高額な商品について

この記事では紹介していませんが商品の中には非常に高額なものもあり、数千円や1万円以上もする事があります。確かに値段が高い=効果が高い事の裏付けではあるのですが、そもそも皮膚は粘膜ではないため、例えばビタミンC誘導体、レチノール誘導体、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、ボロン、イソフラボンなどは「吸収されにくいもの」という認識を強く持っておくべきです。「自分の肌に合わない可能性がある」というリスクを考えれば、どれだけ効果があると謳われている高価な商品でも結局ギャンブルになるので避けた方が無難ですね。もし利用する場合には「アレルギーなども考え、原材料に何が使われているのか」「どのような成分が含まれているのか」「その成分にどのような効果があるのか」を勉強してからにしましょう。

尚、中には発毛・育毛という事を謳った商品もあるかと思いますが、上記の事を踏まえれば特に気にする必要はありません。何度も言うように皮膚は粘膜ではないので、直接肌に塗っても吸収されないものと考えた方が良いです。もちろん発毛や育毛効果のある商品を利用するのは個人の自由ですが、やはり自分の肌に合うか合わないかで選んだ方が良いと私は思います。何故このような事を言うのかというと、その方が「商品を買ってそれを使うだけで満足してしまい、他の対策に目が行かなくなる」という事を防ぐ事ができますし、下記の「内側からのケア」も重視できますからね。

●実際の保湿のやり方について

まずは化粧水を片方の手の平に取ります。続いてもう片方の5本の指先それぞれにその化粧水をつけて、額と髪の毛の境界のその指先を置きます。そしてその指を櫛のように使ってそのまま後頭部の生え際まで移動させてしまいます。その際、擦るのではなく必ず優しく頭皮に触れるだけにしましょう。尚、髪の毛には触れない方が良いのですが、それが難しい人ではできるだけ触れないように意識します。

それができたら再び化粧水を指先につけてそれを行いますが、最初の指の位置よりも少し後ろからそれを行います。指を後ろへ移動させる度に開始の位置を変えるのです。それを後頭部までひたすら繰り返します。またそれができたら再び最初の指の位置へ戻し、今度は顔の中心から左に指をずらしてそれ(指の開始位置を後ろへずらしていく)を行い、更に顔の中心から右に指をずらしてそれを行います。それによって頭皮に満遍なく化粧水か行き渡ります。これをできるだけ丁寧に行いますが、それと共に素早くも行いたいので慣れたらできるだけ作業を効率化させましょう。

最後まで終わったら数分待ちます。頭皮に少し触れてみて化粧水が何となく乾いてきたと思ったら、同じ要領で乳液を塗ります。ただし乳液は化粧水よりも粘り気があるため、より薄く伸ばす必要があります。厚く塗りたくってしまうと毛穴の詰まりの原因になるので注意しましょう。ちなみに発毛剤や育毛剤を使う場合には乳液を塗る前に使う事をオススメします。乳液は肌にしばらく留まるため、効果を閉じ込める事ができます。

●肌荒れを防ぐための「内側からのケア」

頭皮の乾燥を防ぐためにはそのような皮膚表面からのケアももちろん大切ですが、体の内側からのケアも非常に重要になります。人間は運動をするしない、気温が高い低いに関わらず常に体から水分が失われており、汗をかくような状態でなくてもこまめな水分・ミネラル(カリウムやカルシウムなど)の補給が必要です。もちろん室内ではエアコンをつけっ放しにするのを止めたり、保湿器を使って「湿度を一定に保つ」事も重要になるでしょう。

またこれは睡眠に関する記事でも触れましたが、睡眠習慣の乱れによってメラトニンやセロトニン、性ホルモン、成長ホルモンなどのホルモンバランスが崩れるような事があれば、ますます肌荒れは治りにくくなってしまいます。それに加えて、実は逆に睡眠時間が長過ぎる事でも乾燥及び皮脂の分泌は加速します。これは睡眠中には水分やミネラルを補給する事ができないからです。睡眠は適切に摂るようにしましょう。無論ですがストレスコントロールも必要です。

更に栄養不足ももちろん避けるべきです。これも他の記事に書きましたが、肌に潤いをもたせるのはタンパク質(必須アミノ酸)、必須脂肪酸(そのバランス)、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、マグネシウム、カリウム、鉄分などです。これらをバランス良く摂るような食習慣を毎日続けましょう。もちろん栄養を摂ってもそれが頭皮に届かなければ意味が無いので、全身を使った運動を行って皮膚や筋肉への血流を促す事も必要ですし、日常的に顔の筋肉や首を動かして頭皮に老廃物が滞らないようにする事も重要です。その他では紫外線対策なども必要になるでしょう。


●頭皮を労るための化粧水一覧

・ナチュリエ スキンコンディショナー(ハトムギ化粧水)

<ナチュリエ スキンコンディショナー(ハトムギ化粧水)
非常に低刺激で敏感肌の人にオススメです。ただ、保湿効果やその持続力はありませんので、あくまで「下地」として利用する事になります。尚、商品画像を見ると小さそうに見えるのですが、実際にはかなり大容量なので値段は安く感じると思います。

・地の塩社 どくだみ化粧水

地の塩社 どくだみ化粧水
こちらも低刺激の化粧水で敏感肌の人や他の化粧水が肌に合わない方にオススメです。ただしこれも保湿力はそれほどありません。尚、商品画像を見ると小さそうに見えるのですが、実際にはかなり大容量なので値段は安く感じると思います。


●頭皮を労るための乳液等一覧

・薬用ユースキンS ローション

薬用ユースキンS ローション
殺菌・抗菌効果があり、洗った後の頭皮を清潔に保ちます。全身及び顔に使う事ができるため、敏感肌の人にオススメです。

・専科 保湿クリームからつくった乳液

専科 保湿クリームからつくった乳液
肌触りが柔らかい低刺激の乳液です。特に敏感肌の人にオススメです。ただし元々は顔用なので容量はやや少なめです。

・ニベア スキンミルク(サッパリタイプ)

ニベア スキンミルク(サッパリタイプ)
顔を含む全身に使う事ができる低刺激の乳液です。塗った後に若干のベタつきは残りますが、その分保湿効果の持続力は高いです。容量はまぁまぁですが保湿だからといって塗りたくるのは毛穴が逆に詰まるので、薄く使うようにしましょう。