ここでは髪の毛及び頭皮の健康を労るための「髪の毛の洗い方」と、洗う際に利用するオススメのシャンプーについて私なりにまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

頭皮に直接手で触れないようにして洗う

人間の体は常に古くなった細胞を新しく作り変える「新陳代謝」が行われており、それによって細胞の健康を維持しています。いわゆる「薄毛」になってしまうのは、そういった新陳代謝の過程がスムーズに行われていない可能性がある訳で、そんな状態の髪の毛あるいは頭皮に対してストレスを与えるような事をすれば、薄毛を進行させてしまうだけではないでしょうか。

そこで重要になるのが「頭皮に直接触れずに洗う」という事です。「頭皮に直接触れずに洗う」とはどういう事かというと、簡単に説明すれば「頭皮|泡|指」あるいは「髪の毛|泡|指」という形にし、できるだけ「泡だけ」が髪の毛や頭皮の表面に触れるようにして洗います。こうする事で、万が一にでも擦ってしまうような事も防ぐ事ができ、髪の毛や頭皮へのダメージを最小限に抑える事ができるはずです。爪を立てるのは言語道断です。


泡立てが重要・ただ単に優しく洗うだけでは不十分

ただし十分に泡立てを行っていない状態で、ただ優しく洗っても、細部まで泡が行き渡らず、どうしても指で強く押したり、擦ったりしてしまいがちです。ゴシゴシ擦らないと洗った気がしませんが、重要なのは泡が髪の毛あるいは頭皮に届く事であり、必ずしも指で触れる必要はありません。だからこそ泡立てが重要になるのです。

きめ細かな泡を作るには少しコツが入ります。一気に水や空気を混ぜてしまうと、泡の一粒一粒が大きくなってしまうので、少しずつ水や空気を含ませるようにして泡立てましょう。あらかじめ手の上で泡立てる練習をしておく、スポンジやタオルなどを利用して泡立てる、あるいは最初から泡の状態で出てくるようなシャンプーを利用すると良いと思います。


実際に髪の毛を洗う際の流れについて簡単に

まずはシャワーなどで十分に髪の毛を湿らせます。この際に注意すべきなのは手でゴシゴシと擦らない事、頭皮に直接水圧のあるシャワーを当てない事、頭皮にシャワーを当てすぎて皮膚をふやかさないようにする事です。特に皮膚がふやけた状態で頭皮を擦ると、更に頭皮へ大きなダメージが及んでしまうので注意しましょう。その意味では湿度の高い浴室に長時間いる事でも、頭皮にダメージが及ぶ事があります。長湯は禁物です。

そうして髪の毛を湿らせたらシャンプーを一定量手の平に取り、水や空気を少しずつ混ぜながら泡を大きくしていきます。シャンプーを手に取る→水を少し加える→揉む→水を少し加える→空気を入れるように揉む→水を少し加える→少しずつ激しく泡立てる・・・の繰り返しです。一気に泡を大きくするのではなく、少しずつ大きくするのが重要です。

そうして十分に泡立てたら、まずは髪の根本をその泡で包み、毛先まで滑らせるようにして馴染ませます。それを全ての髪の毛で行い、全体に泡を行き渡らせましょう。これを行う目的は、髪の毛を強く掴まないようにする事と、髪の毛を引っ張らないようにする事です。その後、髪の毛全体を、空気を含ませながら揉むようにして根本から順に泡立てていきます。その際ももちろん頭皮を擦ったりしないように注意しましょう。

続いて頭皮を洗います。ただし何度も言うように決して擦ってはいけません。前述したように指で直接触れるのではなく、「頭皮|泡|指」という形になるようにして頭皮全体に泡を滑らせましょう。そして頭皮全体に泡を広げたら、最後に洗い落とします。尚、泡を髪の毛につけてから洗い落とすまでは、できるだけ時間が短くなるようにしましょう。あまりに長時間髪の毛を洗い続けると、例え優しく洗っていても、髪の毛あるいは頭皮に対してストレスになる事があります。手順を効率化しておくと良いと思います。

ちなみにですが、泡を洗い落とす際も注意が必要です。髪の毛や頭皮を擦ったり、引っ張ったりしないよう、優しく洗い落としましょう。またそれは風呂場から出た後、タオルで髪の毛を拭く際も同じです。決して髪の毛や頭皮を擦らないようにしましょう。更に言えばドライヤーで髪の毛を乾かす際も同じです。


髪の毛を洗った後の頭皮のケアについて

皮膚表面には皮脂などがあり、頭皮を洗う事によってはそれを洗い流す事になります。皮脂と聞くと頭皮の健康には良くないイメージがありますが、実は皮膚を乾燥や異物から守るバリアのような機能も持っており、それを洗い落とす事では一時的に防御力が低下する事があります。そのため髪の毛を乾かした後のケアは非常に重要です。

理想は洗顔後の顔と同じように保湿する事・・・なのですが、顔と違って頭皮は蒸れやすく、例えば揮発性のある育毛剤などなら良いのですが、それ以外では頭皮に長時間留まる事で、逆に頭皮にとって良くないという事があります。よって外部からのケアは基本的に室温・湿度管理のみで、それよりも内側からのケアを重視しましょう。特に長時間お風呂に入っている人では、風呂場から出た後、速やかに水分・水溶性ビタミン・ミネラルの補給を行うべきです。


髪の毛を洗う頻度・回数について

髪の毛は毎日少しずつ伸びてくるものであり、1日に何回もゴシゴシと洗ったからと言って、すぐに髪の毛が生えてくる訳ではありません。1日1回で十分でしょう。これは育毛剤も同様です。1日に使う頻度や回数を増やしたとしても、1日に伸ばす事のできる長さには限りがあり、いきなりフサフサになるなんて事はあり得ませんよね。その意味でも、繰り返しになりますが、やはり体の内側からのケアの方を重視すべきではないでしょうか。


頭皮を労るためのシャンプーの選び方

皮膚は分子が小さいほど吸収率が高くなります。よって、より分子の小さい成分の方が吸収率は高い訳です。また皮膚表面では脂溶性の物質の方が吸収率が高く、表面よりも下の層では水溶性の物質の方が吸収率が高いと言われています。よって皮膚では脂溶性と水溶性を併せ持った成分の方が吸収率は高くなります。つまり「髪の毛に良い(とされる)成分」を含むようなシャンプーや育毛剤などを利用する場合、その条件に合致するような有効成分を含むものを選ぶ事が重要になるでしょう。

尚、皮膚から栄養素を吸収するという事自体は可能なのですが、頭皮は胃や腸のような「消化器」ではありませんので、「栄養を細かく分解し、細胞が利用しやすい形にして、それを吸収する機能」は本来持っていません。よってシャンプーに含まれている「有効(とされる)成分」は、基本的には「皮膚の奥までは吸収されにくいもの」と考えておいた方が良いと個人的には思います。何故このような事を言うかというと、育毛剤など髪の毛に効果があるとされる商品を利用するのは良いのですが、それを利用するだけで満足してしまって他が疎かになる・・・という事がよくあるからです。せっかく高額なシャンプーを買ったのに肌に合わなかったら何の意味もありませんから、前述したような細かな「洗い方」や内側からのケアになる「生活習慣」の方を優先的に考え、シャンプーや育毛剤はあくまで「自分の肌に合うかどうか」で選ぶべきです。


頭皮を労るためにオススメのシャンプーを紹介

ここでは頭皮を労るためにオススメのシャンプーを紹介しています。シャンプーで有名な商品の名前を挙げると、例えばパンテーン(PANTENE)、ダヴ(Dove)、オクト、ラックス(LUX)、メリット、ミノン、ノブ(NOV)、アンファー(ANGFA)、ダイアン(Diane)、エイチアンドエス(h&s)、エッセンシャル(Essential)、ツバキ(TSUBAKI)などがあります。ただしここでは「髪の毛」というよりも「頭皮」への影響を考えたシャンプーをピックアップして紹介しています。

NOV(ノブ) ヘアシャンプー D

低刺激なシャンプーです。敏感肌の人にオススメです。
第一三共ヘルスケア ミノン 薬用ヘアシャンプー

こちらも低刺激なシャンプーです。敏感肌の人にオススメです。
オクト シャンプー

こちらも低刺激なシャンプーです。フケや痒みを抑える効果が期待されているようです。特に敏感肌の人にオススメです。
h&s for men スカルプEX

脂性肌用のシャンプーです。尚、「スカルプ」とは頭皮の事です。
アンファー スカルプD オイリー

脂性肌用のシャンプーです。CMで有名な商品ですね。
熊野油脂 スカルプケア 薬用シャンプー

こちらも脂性肌用のシャンプーです。