この記事では髪の毛の健康を労るために必要なオススメのサプリメントについてまとめています。長文ですが、ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

★蛋白質を補給するためのプロテイン・サプリメントについて

●ホエイプロテインとカゼインプロテイン

「プロテイン」とは単純に「蛋白質」を英語にしたもので、蛋白質を補給するための栄養補助食品です。そんなプロテインには「ホエイ」と「カゼイン」の2種類があります。ホエイプロテインは吸収が速く、運動後の栄養補給に適しています。一方、カゼインプロテインには吸収自体は遅いのですが、ゆっくり少しずつ吸収させる事ができ、飲むタイミングを選びません。

ただしカゼインプロテインには「乳糖」が含まれ、人によってはそれがお腹が緩くなる原因になる事があります。これは牛乳を飲む事でお腹が緩くなる「乳糖不耐症」と同じものです。それにより腸内環境が崩れれば、髪の毛の健康にも悪影響を及ぼすかもしれません。よって基本的にプロテインはホエイで良いと思われます。

ちなみにプロテインと聞くと牛乳に溶かすイメージも強いですが、牛乳はそんな「乳糖」を多く含む他、牛乳には主に吸収の遅いカゼインが含まれるため、ホエイプロテインを牛乳に溶かすと吸収が遅くなる場合があります。よってホエイプロテインは個人的には水に溶かすのが一番オススメです。ただし蛋白質は糖と一緒に摂取する事で吸収を促す事ができます。よってプロテインはブドウ糖の含まれる飲み物(果汁飲料は果糖の方が多い)と一緒に飲むのも良い方法です。

●プロテインの摂取量について

「蛋白質(プロテインとしてではなく栄養素として)」の必要量は最低でも体重1kg当たり1日1g以上、すなわち体重60kgの人では1日60g以上の蛋白質が必要と言われています。しかし好き嫌いやアレルギーなどで蛋白質を含む食品を食べる習慣がなかったり、元々少食で食べる量が少なかったり、あるいは激しい運動や疲労等により食欲が低下している場合、それだけの蛋白質を食事だけで摂取するのが難しい場合もあります。そんな人にプロテインがオススメです。

また1回に飲む「プロテイン」の量は20g~多くて40g程度が目安(プロテインに含まれている蛋白質の含有量にもよる)です。それを普段の食事の内容、運動量、自分の代謝などを考え、1回に飲む量及び1日に飲む量を各自調節しましょう。例えば体重60kgの人が、20gの蛋白質を含むプロテインを1日1回飲むのなら、40gの蛋白質は食事から補給すれば良いという事になります。プロテインを飲むタイミングとしてはやはり運動後がベスト、それ以外では普段の食事の際に一緒に飲むか、朝食・昼食・夕食の間に「時間が空いた時」がオススメです。

●プロテインの選び方について

有名なプロテインの名前を挙げると、例えばビーレジェンド、DNS(ドーム)、ウィダー(森永)、パワープロダクション(グリコ)、Kentai(健康体力研究所)、ザバス(明治)、バルクスポーツ、オプティマム(海外)、チャンピオン(海外)などがあります。

メーカーによって様々ですが、プロテインに共通している事は「蛋白質を摂取する事が目的」という事です。よって個人的には「できるだけ余計なものが含まれていないプロテイン」をオススメします。ただし中には蛋白質の吸収率を高めていたり、より不純物を取り除く方法で精製されていたり、あるいは必須アミノ酸の比率を調節しているものなどもあります。激しい運動習慣のある人ではそういった「より質の高いもの(その分、値段も高い)」を選ぶと更に良いと思います。

逆に色んな栄養素もついでに摂取したいという人は、ビタミンやミネラルなどが添加されたプロテインを選ぶと良いでしょう。ただしプロテインは「蛋白質以外の栄養素は微量しか含まれていない」ため、結局他で補給する事には変わりありません。ですので、やはり「蛋白質の量や質」を優先的に考えて商品を選んだ方が良いと思います。

ちなみに原材料は牛乳の他に大豆、卵、牛肉、豆、米などもあります。「吸収の速さ」を優先するなら、やはり牛乳由来のホエイプロテインが一番オススメですが、人によっては食物アレルギーなどもあるので、それを考慮して選ぶと良いでしょう。また味はメーカーによって多種多様なので単純に味だけで選ぶのも良いと思います。私の場合は「不純物が少ない+無味無臭+安価」で選びます。


●蛋白質を補給するためのプロテイン・サプリメントの紹介

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ボディウィング 大豆プロテイン

これは大豆由来の蛋白質を含むいわゆる「ソイプロテイン」です。ソイプロテインはホエイプロテインよりも吸収は遅いものの、カゼインプロテインよりは速く、ちょうど中間ぐらいの吸収スピードがあります。よって飲むタイミングを選びません。また原材料が「大豆」という事で、牛乳由来の成分は一切含まれていないため、乳アレルギーを持っている人や、乳糖によってお腹が緩くなるという人でも安心して飲む事ができます。ただし大豆アレルギーには注意が必要です。


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バルクスポーツ アイソプロ

こちらは吸収の速いホエイプロテインです。特にこのプロテインは「WPI(Whey Protein Isolate)」という精製法で作られており、通常のホエイプロテインよりも値段はやや高いですが、蛋白質以外の不純物が殆ど含まれていません。そのため例えば「乳糖」によりお腹が緩くなるという人でも飲む事ができ(それでも人による)、「余計なものを摂取したくない」という人にオススメです。飲むタイミングとしては基本的に運動直後がベスト、それ以外では普段の食事時にやはり食事内容に合わせて飲むと良いでしょう。尚、蛋白質以外の栄養素を摂取する事はできないので、他のサプリメントなどで別途補給する必要があります。その点は他のプロテインも変わりません。


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ネオセル コラーゲンパウダー

コラーゲンについては賛否両論ありますが、摂取する事では少なくとも合成に必要な材料を補給する事ができる他、一説によれば摂取する事で合成に関わる酵素を活性化する事ができるとも言われています。そもそも直ちに体に害があるものではないので、そこまで過度に避ける理由はないのではないでしょうか。

コラーゲンの摂取量の目安は特にありませんが、1回数gを特に「空腹時」に小分けにして摂取すると良いと思われます。尚、ここでは左の商品を紹介していますが、容量が少ないので、コスパを選ぶのであれば、普通に店頭に売られている「コラーゲンパウダー(Amazon商品リンク)」でも問題ありません。飲み物に溶かして利用しましょう。

ちなみに摂取の際にはパイナップルジュースやパパイヤジュースなどに溶かし、少し時間を置いてから飲むと良いかもしれません。パイナップルやパパイヤなどには蛋白質分解酵素が含まれており、その働きによってコラーゲンの分子が少しバラけ、グリシンやプロリンなどコラーゲンに多く含まれるアミノ酸の吸収率を高める事ができると思われます。オススメです。


★アミノ酸系のサプリメントについて

●蛋白質ではなくアミノ酸を摂取する意味

前述したプロテインはそのままでも必須アミノ酸がバランス良く、「蛋白質の材料を補給する」という目的であれば基本的にプロテインで十分です。ただし数あるアミノ酸の中には重要な役割を持つアミノ酸もあり、人や環境によってはそれぞれのアミノ酸の必要量が異なる場合もあります。

特に重要な役割を持つのがトリプトファン(必須アミノ酸)、フェニルアラニン(必須アミノ酸)、グルタミン(アミノ酸の一種)、アルギニン(アミノ酸の一種)、BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシンの事:いずれも必須アミノ酸)などです。これらのような特定のアミノ酸だけを摂取したい場合、そのアミノ酸だけが含まれているサプリメントを利用した方が良いでしょう。

尚、体内で利用されるアミノ酸は全て必須アミノ酸から合成できます。また繰り返しになりますが、プロテインを飲めば必須アミノ酸は摂取できます。これらのアミノ酸が不足した際のデメリットは確かに大きいのですが、「必須アミノ酸以外のアミノ酸」に関しては、必ずしも別途補給する必要があるという訳ではありません。その点は注意して下さい。


●アミノ酸系サプリメントの商品紹介

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バルクスポーツ アルギニン

アミノ酸の一種であるアルギニンは、必須アミノ酸を使って体内で合成する事ができます。よって必須アミノ酸がバランス良く摂取できていれば、本来不足する事はないのですが、人によっては先天的に、あるいは後天的にアルギニンを合成する能力が弱いという人もいるようです。特にアルギニンは成長ホルモンの分泌やコラーゲンの合成など重要な役割を持っており、成長期においては必須とされる事から「準必須アミノ酸」とも呼ばれているアミノ酸です。意識的に摂取しても損はないでしょう。

摂取量の目安は特にありませんが、1日に3~6g程度を、起床直後・寝る前・間食時など特に「空腹時」に小分けにして摂取すると良いと思われます。また激しい運動習慣のある人では、運動前や運動後に追加して摂取すると尚良いでしょう。尚、アルギニンで注意すべきなのは単位です。1gは1000mgと同じ量ですので、1日3~6gという事は3000~6000mgとなります。「アルギニン数百mg配合!!」という事を売りにしている商品は多いのですが、注意深く見る必要があるでしょう。


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NICHIGA グリシン

アミノ酸の一種であるグリシンは、コラーゲンの材料として必要不可欠なアミノ酸で、コラーゲンに含まれるアミノ酸の半分はこのグリシンだと言われています。他、酸素を運ぶヘモグロビンの材料、エネルギー合成に必要なクレアチンの材料、抗酸化物質の一つであるグルタチオンの材料などとしても必要で、意外にも重要な役割を持っています。また一説には睡眠の質を高める作用があるとされ、この商品以外にも様々なサプリメントがあります。

摂取量の目安は特にありませんが、1日数gを目安にし、起床直後・寝る前・間食事などの空腹時に小分けにして摂取すると良いと思われます。尚、前述したコラーゲンパウダーにもグリシンは含まれているので、既にコラーゲンパウダーを利用している場合には、特にグリシンを補給する必要はありません。


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Source Naturals 5-HTP

これはセロトニンの材料になる「5-HTP(ヒドロキシトリプトファン:トリプトファンが代謝される過程で作られる)」のサプリメントです。摂取方法としては1回50~100mgを目安に、起床直後や間食時(特に空腹時)に摂取すると良いと思われます。ただしトリプトファンは大量摂取によって下痢しやすいので、各自摂取量を調節するようにしましょう。

ちなみにトリプトファンはまずセロトニンの材料になり、そのセロトニンからメラトニンが作られます。セロトニンは心身を活性化させてしまうので、寝る前での摂取はあまり適していません。また脳内でセロトニンが増えると一時的に疲労感や倦怠感に繋がるという事も言われているため、運動前での摂取にもあまり適していません。更に、セロトニンは神経伝達に関わるホルモンなので、これを摂取する事では精神的に何か不安定になる可能性もゼロではありません。摂取量やタイミングには十分注意しましょう。ご利用は自己責任で。


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ナウフーズ チロシン

チロシンはフェニルアラニンから合成されるアミノ酸です。特にドーパミンやノルアドレナリンなど精神状態に関わる重要なホルモンの材料になり、一説にはリラックス効果があるなどと言われる事があります。また紫外線から細胞を保護するメラニンの材料になるとも言われています。

摂取方法は起床直後や間食時などやはり空腹時に、1日1g程度を目安にし、それを小分けにして摂取すると良いと思われます。ただしホルモンバランスが崩れていたり、ストレス環境にいたり、あるいは蛋白質(必須アミノ酸)の摂取量が少ない場合以外では、基本的に補給は必要ありません。タイミングや摂取量には十分注意しましょう。

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MRM グルタミン

グルタミンは筋肉内に多く存在し、筋肉に大きなストレスがかかった際に消費され、筋肉の細胞をストレスから保護する働きがあると言われています。他、グルタミンは小腸の活動エネルギーとしても利用されています。特に過労や激しい運動などによって不足すると、筋肉が分解されやすくなったり、消化・吸収の効率が下がったり、あるいは免疫力が低下する事もあります。

また実は「空腹」もストレスの一つです。特に睡眠中は食事ができないため「空腹によるストレス」が発生しやすく、代謝が良い人ほど不必要な筋肉の分解が起こりやすくなると言われています。そのためグルタミンを、例えば起床後や寝る前など「空腹となる時間を予測して補給する」事で、体調が改善される場合もあります。

摂取するタイミングは起床後や寝る前などの空腹時、摂取量は1回3~5g程度を小分けにして摂取(その程度の量では、そのまま小腸でエネルギーとして利用される)、また激しい運動習慣のある人では運動後に5~10gを追加で摂取すると良いでしょう。ただし過剰摂取により体内でアンモニアが増える(蛋白質やアミノ酸を摂取すればアンモニアは増える。これは肉なども同じ事)とも言われているので、1日の摂取量が20gを超えないように注意しましょう。


★ビタミンを補給するためのサプリメントについて

●髪の毛の健康を維持するために重要となるビタミン

ビタミンの中で重要なのは、ビタミンA(抗酸化、皮膚・粘膜の健康維持、脂溶性、レチノールの場合過剰摂取に注意、ただしβカロテンだけでは不足する事がある)、ビタミンB群(糖・蛋白質・脂肪の代謝に関係、腸内細菌で合成可能だが水溶性のため不足しやすい)、ビタミンC(コラーゲン合成、植物性の食品に含まれる鉄分の吸収促進、抗酸化、水溶性、熱に弱い、尿・汗・ストレス等により不足しやすい)、ビタミンD(カルシウム吸収促進、免疫細胞活性化、脂溶性、紫外線により体内合成可能だが紫外線を避ける場合必要)、ビタミンE(抗酸化、末梢血管拡張、脂溶性、過剰摂取には注意)です。尚、ここでは紹介していませんが、ビタミンK(血液を固める、カルシウム吸収促進、脂溶性、腸内細菌でも合成可能)も人体にとって必須のビタミンです。

これらの中でも特に重要なビタミンは、抗酸化に関わるビタミンA・ビタミンC・ビタミンE、そして代謝に関わるビタミンB群です。いずれも意識的に摂取すべきでしょう。尚、最近では「食事だけでは1日に必要な栄養素を全て補給する事は難しい」という事が分かってきています。特に食物アレルギー、好き嫌い、偏った健康・ダイエット志向などによっては栄養バランスが損なわれやすく、そういった人ほどサプリメントの持つ役割は重要です。普段の食事から意識的に摂取する事はもちろん、必要に応じてサプリメントからの追加補給をすべきでしょう。

もちろんそのためには、それぞれの栄養素の役割や、1日に必要な量、そしてそれぞれを多く含む食品をあらかじめ知っておく必要があります。料理ができたり、食に詳しい人でも、「どの栄養素を1日にどれだけ摂取すべきか」という事を知らない人は意外に多いので、この機会に勉強してみてはいかがでしょうか。


●ビタミン系サプリメントの商品紹介

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DHC マルチカロテン

様々な種類のカロテノイドを補う事ができるサプリメントです。カロテノイド類には抗酸化作用があり、皮膚や粘膜の健康維持に役立つと思われます。見てみるとそれぞれの含有量は少ないのですが、珍しいサプリメントなので今回紹介しました。

尚、基本的にカロテノイド類は食事からの摂取で十分です。色鮮やかな緑黄色野菜やサケなどを食べると良いでしょう。またβカロテン以外は人体にとって必須ではない(βカロテンもレチノールの代わりになるだけで、レチノールが十分なら必須ではない)ので、


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LIFE STYLE B-50 コンプレックス

これはビタミンB群をまとめて補う事ができるサプリメントです。ビタミンB群はビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの総称で、糖・脂肪・蛋白質の代謝を補助するビタミンです。体内では腸内細菌でも合成できますが、水溶性ビタミンのため長期間蓄えておく事ができません。意識的に摂取しても損は少ないでしょう。特に腸内環境が崩れやすい人では補給が必要だと思います。

摂取方法としては1日2粒を目安に朝晩に摂取すると良いと思われます。ただしそのように水溶性ビタミンなので、サプリメントを利用して一度に大量摂取しても無駄が大きいです。普段の食事からも定期的に摂取し、不足分をサプリメントで補うよう心がけましょう。


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ヘルシーカンパニー ビタミンC 粉末

これはビタミンCを摂取する事ができる粉末です。ビタミンCには強い抗酸化作用がある他、特にコラーゲンの合成に関与しています。尚、水溶性ビタミンのため、長期間蓄えておく事ができず、また体内合成もできないため不足しやすいビタミンです。更にビタミンCは熱にも弱いため、意識的に摂取していると自分では思っていても、実際には摂取できていない事も多いです。普段の食事から定期的に摂取するのはもちろん、サプリメントを利用して追加補給すべきです。

そんなビタミンCの摂取方法ですが、数時間おきに1~2gずつ摂取する必要があります。かなり面倒ですが、ビタミンCはそれぐらい摂取しないと効果がないと言われています。「1000mg配合」という商品は多いのですが、それでは全然足りないので注意しましょう。

ちなみにコラーゲンの合成にはその材料となる蛋白質(アミノ酸)も必要です。ビタミンCを摂取するだけで肌が綺麗になるなどと都合良く考えない事です。またビタミンCは植物性の食品に含まれる「非ヘム鉄」の吸収を促す作用もあります。よって鉄分も一緒に摂取しておくと良いでしょう。


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NOW Foods 脂溶性ビタミンC

こちらは脂溶性ビタミンCを摂取する事ができるサプリメントです。前述した通常のビタミンCは水溶性で、長期間体に蓄えておく事ができません。また摂取してもすぐに排出されてしまいます。一方、この脂溶性ビタミンCは脂肪酸と結合していて、体内では緩やかに吸収されると言われています。これによりビタミンCを1日に何回も摂取する手間が省けます。

摂取方法としては1回500mg~を、朝晩に分けて摂取すると良いでしょう。ビタミンC自体には過剰摂取のリスクは殆どない(脂溶性のため一応用法用量を守った方が無難)と言われているので、この脂溶性ビタミンCと合わせ、前述した水溶性ビタミンCの方も合わせて摂取する事をオススメします。


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大塚製薬 ネイチャーメイド スーパービタミンD

これはカルシウムの吸収を促す作用のあるビタミンDを補う事ができるサプリメントです。ビタミンDは紫外線を浴びる事で体内合成できますが、皮膚にとって良くないという事は周知の事実であり、紫外線を過度に避けている人では不足する場合もあります。特にビタミンDは免疫細胞を活性化させるなど重要な役割を持っているという事が分かってきており、最近の研究により実は1日の必要摂取量が少しずつ増えてきています。脂溶性ビタミンのため過剰摂取のリスクは心配されますが、意識的に摂取しても損は少ないはずです。

ビタミンDはそのように脂溶性ビタミンのため、脂肪と一緒に摂取する事で吸収が促されます。よってサプリメントを利用する場合、食事の際に一緒に摂取すると良いでしょう。摂取量については容器に書かれている用法用量を守れば問題ありません。

尚、商品のパッケージには「1日1粒目安(1粒25μg)」と書かれていますが、ビタミンDは多くて50~75μgまで追加補給できるという情報もあります。例えば過労や激しい運動習慣があったり、そのように紫外線を浴びる量が少ない生活習慣では、そうして摂取量を調節すると良いでしょう。もちろん普段から太陽光を適度に浴びたり(1日数十分程度浴びるだけでも十分と言われている)、食事からの摂取を重視していれば、本来このサプリメントは不要なものです。


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MRM コンプリートビタミンE

これはビタミンEを補う事ができるサプリメントです。ビタミンEには強い抗酸化作用があるとされ、細胞を酸化ストレスから保護し、脂肪の酸化を抑えてくれる働きがあると言われています。特にビタミンEは自身が酸化された後、ビタミンCなど他の抗酸化物質によってビタミンEに戻され、再び抗酸化機能を発揮する事ができると言われています。このため「抗酸化」という体のシステムにおいて非常に重要な役割を持っています。またビタミンEには末梢にある血管を拡張し、血流を促す役割もあると言われています。

尚、そんなビタミンEは脂溶性ビタミンのため、過剰摂取には十分な注意が必要です。用法用量は必ず守りましょう。またはそれよりも少ない量に調節すると良いと思われます。もっとも食事から摂取できているのであれば、基本的にはこのサプリメントは不要なものです。ビタミンEはナッツ類や魚類の卵に含まれており、それらを食べれば十分でしょう。


★ミネラルを補給するためのサプリメントについて

●髪の毛の健康を維持するために重要となるミネラル

意識的に摂取すべきミネラルの名前を挙げると、マグネシウム(骨の形成、代謝補助)、カリウム(ナトリウム排出、水分代謝、筋肉の収縮制御)、亜鉛(成長ホルモン分泌、蛋白質合成)、鉄(酸素運搬)、銅(酸素運搬)、ヨウ素(甲状腺ホルモンの材料)、ナトリウム(水分代謝、筋肉の収縮制御、胃酸の材料)です。

尚、これらのミネラルの中でもナトリウムに関しては人によります。過剰摂取では高血圧や浮腫の原因になりますが、不足すると筋肉が痙攣したり、夏バテや熱中症になりやすくなります。重要なのはカリウムとのバランスです。運動量が多い人、発汗量が多い人、過労の人、ストレス環境にいる人では必要量が多くなり、そのような人が過度に制限すると逆に健康を害する事もあります。

その他ミネラルではリン、カルシウム、マンガン、セレン、クロム、モリブデンも人体にとって必須とされるミネラルです。いずれも必須栄養素であるので、普段の食事から定期的に摂取し、不足に応じてサプリメントから補給する必要があります。ちなみにミネラルを豊富に含む食品としてはキノコ類、海藻類、ナッツ類、貝類が重要です。それらを定期的に食べると良いでしょう。一方、おそらくそういう人はいないとは思いますが、さすがにサプリメントだけで全てのミネラルを摂取する事は難しいと思います。


●ミネラル系サプリメントの商品紹介

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大塚製薬 ネイチャーメイド カルシウム・マグネシウム・亜鉛

これはカルシウム、マグネシウム、亜鉛をまとめて摂取する事ができるサプリメントです。摂取方法としては毎食時に1粒ずつ摂取すれば十分でしょう。尚、マグネシウムは元々の吸収率が非常に悪く、しかも過剰摂取によって下痢しやすいので十分な注意が必要です。このサプリメントに含まれるマグネシウムの量は用法用量を守れば問題ないと思われますが、人によってはあり得ない事ではないので、下記にあるような錠剤クラッシャーで細かく砕き、分けて摂取すると良いかもしれません。


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シークリスタルス エプソムソルト

これは硫酸マグネシウムの入浴剤です。これをお湯に溶かしてそれに浸かる事で、マグネシウムを皮膚から吸収させる事ができると言われています。前述のようにマグネシウムは食品やサプリメントから吸収率が良くなく、過剰摂取により下痢しやすいので、これを利用して不足分を補うと良いかもしれません。ただしこれだけでは不十分なので、食事やサプリメントからの補給も合わせて行うべきです。


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小林製薬 ヘム鉄 葉酸 ビタミンB12

これは細胞に酸素を運ぶヘモグロビンの構成に必要な鉄と銅、その鉄の吸収を促すビタミンC、赤血球を作るために必要なビタミンB6・ビタミンB12・葉酸をまとめて補う事ができるサプリメントです。

カルシウムやリンなどと比べると「鉄」の必要量は多くありませんが、成長期や女性では不足しやすいため、意識的に摂取しても損はありません。尚、このサプリメントは1日3粒目安(各自調節する必要がある)のため、過剰摂取の心配をする事なく、毎食時に摂取して補う事ができます。


★その他・役に立つかもしれないサプリメントの紹介

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ネイチャーメイド・スーパーフィッシュオイル
ネイチャーメイド スーパーフィッシュオイル

これは必須脂肪酸の「ω-3脂肪酸(DHA・EPA)」を補う事ができるサプリメントです。ω-3脂肪酸は青魚や植物性の油(エゴマ、アマニ、シソ)など一部の食品にしか多くは含まれておらず、現代人は不足しやすいと言われています。一方、必須脂肪酸には「ω-6脂肪酸」もありますが、こちらは現代人では摂り過ぎていると言われています。特にこの「ω-3とω-6のバランス」が崩れる事では、脂肪の代謝が悪化したり、アレルギーや炎症反応が強く出るようになるとも言われています。何故ならω-6がアレルギー・炎症反応に関わる物質の材料になり、ω-3がそれに対して抑制的に働いているためです。心身の健康のためにも「必須脂肪酸のバランス(ω-6の方が必要量自体は多い)」を考えた食習慣を心がけましょう。


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NOW Foods アルファGPC

アルファGPCは神経伝達物質の一つであるアセチルコリンの前駆体とされています。アセチルコリンは他の神経伝達物質に対して抑制的に働き、興奮を抑える役割があると考えられています。またアルファGPCは大豆から抽出されたレシチンや、乳児の飲む母乳に多く含まれているとされ、一説には成長ホルモンの分泌を促す作用があるとも言われています。尚、摂取量の目安は特にないので、用法用量を守って摂取すると良いでしょう。ただしその効果についてはまだ分かっていない部分も多いので、過信は禁物です(そもそも口から摂取して効果があるのか云々)。


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Source Naturals メラトニン

これは日本国内では販売されていないメラトニンのサプリメント(これは海外製、個人輸入という形)です。メラトニンには抗酸化作用があるとされる他、実際に体内ではホルモンとして使われており、特に睡眠習慣に関係していると言われています。摂取するタイミングは夕食後に(寝る前だと少し遅いかもしれない)、摂取量は1日1粒を目安として摂取すると良いと思われます。

ただし過剰摂取には十分な注意が必要です。特にメラトニンには「性成熟を抑制する作用」があるため、思春期直前や現在思春期中の人ではそれによる何らかの副作用が出る可能性がゼロではありません。また思春期以降の人でも過剰摂取により性ホルモンの分泌バランスが崩れる可能性があります。サプリメントだけに頼るべきではありません。利用は自己責任で。


★その他・手元にあると便利なもの

ここではあると便利なものをピックアップして紹介しています。

ザバスプロテインシェーカー 500ml 5X304 ステンレス スチール ブレンダー

これはプロテインシェーカーです。プロテインなどを溶かす際に使います。最近は電動タイプのシェーカーもありますが、如何せん電池の持ちが悪いのでオーソドックスなこれが一番です。

これをシェーカーの中に入れて振る事で、いわゆる「ダマ」を防ぐ事ができるようです。
SW 18-8 極厚 計量スプーン 30cc 松吉医科器械 錠剤クラッシャー MY-8110

30ccのスプーンの場合、例えばプロテインだと「すり切り一杯」で15g前後になります。つまりすり切り2杯では30g、山盛り2杯で40g前後になります。摂取する際の目安が分かりやすいです。

これは錠剤を粉々に砕く事のできる道具です。サプリメントの中には1粒当たりの容量が多いものもありますが、これを利用して細かく砕き、小分けにして摂取すると良いでしょう。また錠剤が大きくて飲み込みにくい事もあり、その場合にもこれを利用し細かく砕いてから飲むと良いでしょう。