この記事では髪の毛に悪影響を及ぼす可能性のある食べ物をまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。ただしあくまで「食べ過ぎた場合」の話であり、必ずしも悪影響を及ぼすとは限りません。

★食物繊維は摂り過ぎると髪の毛に良くない

食物繊維は一般的に「健康に良い」とされている栄養素の一つであり、特に腸内環境・便通改善に効果があると言われています。そのためダイエットに関心が高い日本人では意識的に食物繊維を摂っている人は非常に多いですよね。しかしそれは「食物繊維が不足している人」の話であって、本来バランスの良い食事をしていれば意識的に摂る必要はありません。よって普段から十分に食物繊維を摂っている人が意識的に摂ろうとすれば、逆に食物繊維を摂り過ぎてしまう事があります。

何故摂り過ぎると良くないのかというと、食物繊維自体に糖やカルシウムの吸収を抑制する効果があるからです。それによって急激な血糖値の上昇を防ぎ、糖の蓄積及び一定時間経過後の脂肪への変換をある程度防ぐ事ができるのですが、糖は脳や筋肉を動かすためのエネルギー源として非常に重要なものです。バランスのよい食事をしていれば普通に食物繊維は摂れているはずで、そのような人が食物繊維ばかりを摂れば逆に糖が不足してエネルギー切れになりますし、また特に女性においてカルシウムの吸収が阻害される事では骨が脆くなります。

またカルシウムは神経伝達にも一部使われているため、ちょっとした事でイライラしてストレスコントロールができなくなる事もあり得ます。ストレスは睡眠習慣を悪化させ、自律神経のバランスを崩させる原因になり、それは性ホルモンのバランスをも狂わせます。当然頭皮には良くありません。


★塩分・脂肪分・糖分を摂り過ぎるのは髪の毛に良くない

いわゆる塩分は「ナトリウム」の事であり、ナトリウムは体にとって必要量の多いミネラルの一つです。しかし味付けのための多くの食品に含まれており、特に意識しなくても摂る事ができるため、むしろ過剰摂取のリスクが常に存在します。ナトリウム摂り過ぎて体内に蓄積すると、肥満や動脈硬化など生活習慣病の原因になると言われており、むしろ悪さしかしません。他の栄養素の吸収も阻害し、新陳代謝も悪くなるでしょう。ナトリウムを排出するためにも「カリウム」を摂る事をオススメします。

続いて脂肪について。脂肪はその言葉を聞いただけで「太る」というイメージがあるかと思いますが、タンパク質にも必須アミノ酸があるように、実は脂肪にも「必須脂肪酸」という体に必要不可欠な脂肪があります。この必須脂肪酸は「ω-3脂肪酸」と「ω-6脂肪酸」に分けられ、現代人ではこの内「ω-3脂肪酸」が不足傾向にあり、「ω-6脂肪酸」の方は逆に摂り過ぎていると言われています。脂肪の代謝を改善するためにはそのバランスを整える事が必要なため、意識せずとも摂れる「ω-6脂肪酸」は抑え、不足しがちな「ω-3脂肪酸」は意識的に摂る事が非常に重要になります。尚、ω-3脂肪酸は青魚や天然の植物油(アマニ、エゴマ、シソ等)に多く含まれています。一方、ω-6脂肪酸は脂肪の含まれる動物性の食品(肉、魚、乳製品、卵等)及び油を使用した料理全般に多く含まれているので、その一部を青魚や植物性の食品に置き換えて食べるようにしましょう。

更に糖分について。糖分も脳や筋肉などを動かすために必要なエネルギー源なのですが、そもそも脳や筋肉を日常的に動かしていなければ糖は消費されません。運動習慣(特に無酸素運動)のない人では消費しきれなかった糖が時間経過で脂肪として蓄えられ、それはやはり脂肪の代謝の悪化及び肥満の原因になります。しかも一度脂肪になってしまうと有酸素運動を行う事でしか効率良く燃やす事ができなくなります。よって糖は摂り過ぎず制限し過ぎない事と、もし摂ってしまったら運動を行って素早く消費してしまう事が重要です。


★その他悪影響を及ぼす可能性がある食べ物について

●アルコール:未成年であれば法律上では摂る心配はないと思いますが、隠れて飲もうとする人もいるので一応。アルコールは神経系に大きな影響を与え、習慣化する事では脳が萎縮する事があると言われています。成長期においてアルコールが禁止なのはそれがあるからです。またアルコール飲料は「アルコールを摂取するための飲み物」であり、それだけでお腹がいっぱいになってしまうと他の栄養が摂れなくなります。それに加えて例えばアルコールを処理するために活動する肝臓は糖・脂肪・タンパク質の代謝にも関わっており、アルコールによって臓器の働きが鈍くなれば、せっかく摂った栄養の吸収も悪くなってしまうでしょう。

●カフェイン(コーヒーなど)やタンニン(茶、柿など):カフェインやタンニンはカルシウムなどのミネラルの吸収を阻害すると言われています。また利尿作用があるため水分の補給にも適しません。特にコーヒーは飲む習慣のある人では「飲まないと落ち着かない(カフェインは依存性がある)」人が多く、自分の気づかない所で美容に悪影響を与えている事があるのです。ちなみにコーヒーに含まれるニオイ成分は口中に長時間残留するため口臭の原因になります。もしそれにタバコやストレス、生活習慣の乱れが加われば更に悪化します。飲む習慣のある人では自分では気づかない事が多いので、社会人のマナーとして十分注意しましょう。またタンニンは歯に色素沈着を起こさせます。

●激辛の食べ物:辛い食べ物は日本人の舌に合わせるために大量の塩分と砂糖が使われています。それによって意図せず糖やナトリウムを摂りすぎてしまう事があるのです。また辛い食べ物を食べると体温の上昇と共に水分とミネラルが体から排出されます。よって辛い食べ物を食べる習慣のある人ほど水分やミネラルの必要量は多くなります。その補給を怠ったり、清潔に保つ事ができなければ当然頭皮には逆効果です。ちなみに辛い食べ物は「脂肪の燃焼を助ける」のであって、これ単体では脂肪を直接燃やす事はできません。