ここでは美容に良いとして有名なビタミンC、及びビタミンC誘導体について私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

●ビタミンCの役割について

数ある栄養素の中でもビタミンCは美容に良いとされており、知らない人がいないほど有名な栄養素だと思います。ビタミンCを摂って何故肌が綺麗になるかというと、ビタミンCが皮膚に存在するコラーゲンの合成を行う際に使われているからです。年齢を重ねて皮膚にシワが増えるのは皮膚にあるコラーゲンが減るからで、ビタミンCを摂り皮膚のコラーゲンの合成を促せば弾力性・ハリを維持させる事ができます。尚、ビタミンCが不足するとコラーゲンの合成が正常に行われなくなる事から、「壊血病」と呼ばれる血管が壊れる病気にかかる事があり、ビタミンCはそれを予防する役割もあります。

またビタミンCには強い抗酸化作用もあり、肉体的・精神的ストレスを受ける事によって、体内で活性酸素が増える事を防ぎ、また紫外線を浴びる事でメラニン色素が増えるのを防ぐ役割もあります。ただしストレス下、喫煙環境、直射日光の下においてその必要量は増えるため、そのような環境にいる人では定期的に摂取しなければなりません。そしてビタミンCはカルシウムや鉄分などのミネラルの吸収を促す役割もあり、やはり健康の維持には必要不可欠なビタミンと言えるでしょう。


●ビタミンCを効率良く摂るためには

ビタミンCは「水溶性ビタミンの一種」であり、水に溶けやすい特徴という特徴があります。それによって例えば調理の際にビタミンCを含む食品に対して水を使用すると、その多くが水に溶け出て失われてしまいます。よって調理の過程で使用した水は捨てずに再利用をする必要があります。ちなみにビタミンCは水だけでなく熱にも弱いとされており、ビタミンCを含む食品の調理に火を使う事でも失われてしまいます。ビタミンCを摂るためには水もそうですが熱もできるだけ使わないよう工夫が必要です。

また水溶性ビタミンなので、サプリメントやジュースからビタミンCをいくら摂っても尿と一緒に体の外へ出てしまいます。一度に大量に摂ったからと言って全てが吸収される訳ではなく、むしろその多くが無駄になってしまうという事です。ですので一度に大量に摂るのではなく、毎日ビタミンCを摂る事のできる食品を食べ、定期的に少しずつ摂り続ける事が重要になります。もしサプリメントを利用する場合も1日1回(1粒)だけのものではなく、1日3回(3粒以上)のものを選ぶと良いでしょう。

このようにビタミンCは気づかぬ内に失われている事が多く、自分は意識的に摂っているつもりでも実は摂れていない事が多い栄養素なのです。「ビタミンCを摂っているのに肌が綺麗にならない」というような場合にはこれらの点に注意して摂ると良いのではないでしょうか。尚、ビタミンCをいくら口から摂ってもそれが頭の皮膚に届かなければ意味がありません。規則正しい生活をし、全身及び顔の筋肉をよく動かして血流が滞らないようにしましょう。


ビタミンCを多く含む食品について

食品では緑黄色野菜全般・果物全般に含まれています。特に赤・黄ピーマン、アセロラ、レモン、柿、キウイ、イチゴ、芽キャベツなどが代表的です。ただし上記のようにビタミンCは水や熱に弱く、調理法や保存法には工夫が必要です。また生の野菜や果物は1週間程度しか持たず、大量に買って買い貯めしておく事も難しいです。すなわち毎回切らす度に買い物に行かねばならず、ビタミンCを定期的に摂るのはその意味でも簡単ではありません。もし不足が心配される方は以下のような食品をオススメします。

小林製薬 ビタミンC 60日分180粒
小林製薬 ビタミンC 60日分180粒
通常のサプリメントは1日1回飲むタイプが多いですが、これは1日3粒目安のビタミンCサプリメントです。毎食後に飲む事ができるので定期的にビタミンCを摂る事ができ不足の心配がありません。
ドライフルーツ フルーツミックス 1kg
ドライフルーツ フルーツミックス 1kg
パイン、キウイ、イチゴ、メロン、パパイヤ、マンゴーを乾燥させたドライフルーツです。朝食や間食での栄養補給にオススメです。
オリヒロ ビタミンC 300粒
オリヒロ ビタミンC 300粒
1日10粒目安と多いですが、食事の内容に合わせて飲む量を調節する事ができるため、定期的に摂るという点ではオススメです。

★皮膚に塗ったビタミンCは吸収されるのか

結論から言えば「吸収しにくいができるだけ吸収しやすくしたもの」と「吸収できないもの」しかありません。その内、できるだけ吸収しやすくしたものを「ビタミンC誘導体」と言いますが、実は普通に市販されているビタミンC誘導体を含む商品では皮膚の表面までは行っても、皮膚の奥深くまでは残念ながら届きません。皮膚はそもそも粘膜ではないため、そのような皮膚の奥まで浸透させるようなビタミンC誘導体は作る事が難しく、それが使われていたとしてもその商品は高価になります。しかも例え高額でもその中で「本当に効果がある」ものは大きな製薬会社か美容皮膚科でしか作っておらず、その入手も難しいのです。

●ビタミンC誘導体の種類
・水溶性(水に溶けやすいが吸収率は良くない):リン酸アスコビル、アスコビル酸グルコシド、アスコルビルエチルなど
・脂溶性(油分に溶けやすく吸収率を高めている):テトラヘキシルデカン酸アスコビル、ステアリン酸アスコビル、テトライソパルミチン酸アスコルビルなど
・水溶性+脂溶性(吸収率が高いが安定性はない):パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(略称:APPSやアプレシエ)、イソステアリルアスコルビルリン酸2Na(略称:FuncosC-ISやAPIS)など

この内「APPS」及び「APIS」は、通常のビタミンC誘導体と比較しても吸収率を飛躍的に高めているとされています。よってビタミンCの効果をより得たい場合には、それが含有されている商品を選ぶ事が重要になります。ちなみに「APPSよりもAPISの方が吸収率が良い」とよく言われますが、真実(APISはAPPSが特許で作れない事を受けて作られた・・・らしい)は分かりません。

それ以外のビタミンC誘導体は前述のように吸収率が悪いため、特に気にする事なく「肌に合うかどうか」で選ぶ事をオススメします。その方が例え自分の肌に合わない場合でも出費を最小限に抑えられます。同様にして例えばコラーゲン、ヒアルロン酸、コエンザイムQ10、セラミドなどを含んだ商品も多数販売されていますが、ほとんどの商品は皮膚の表面までしか効果がありませんので注意して下さい。

●トゥベール クリスタルパウダー & ビーエスコスメ アプレシエ化粧水・作成キット
(APPSを含んでいる商品です。APPSは安定性がないため使う時にその都度作る必要があります。容量は少ないですが、作る前の状態であれば冷蔵で数ヶ月程度は持つとされています。ただし熱や日光に弱いため黒い布やアルミホイルなどで容器を包みましょう。参考までに。)

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