この記事では成長ホルモンの分泌を促す効果があるとされている「アルファGPC(α-GPC)」について、私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

●「アルファGPC」とは?

アルファGPC(L-α-グリセリルホスホリルコリン)は脳や母乳などに含まれている物質の一つで、「アルツハイマー型認知症に効果がある」「成長ホルモンを分泌させる作用がある(身長伸ばす、ニキビなど肌荒れを治す、筋肉を大きくする、バストアップ効果がある、発毛・育毛効果がある等)」などとして注目されています。

アルファGPCは脳内において「アセチルコリン(自律神経の副交感神経に作用する神経伝達物質)」の前駆体になります。アセチルコリンが作用する副交感神経は簡単に言えば「休息」、例えば食事後の食べ物を消化する時や睡眠時に働いている自律神経です。ですので起きているに時は食べ物の消化や栄養の吸収をスムーズにし、寝ている時には内臓の働きや脳内における記憶の整理をコントロールする事ができます。神経伝達がスムーズになる事では記憶力や集中力などを向上させる効果があり、また筋肉を収縮するための伝達手段としても使われています。アセチルコリンが増えればそのような働きが更にスムーズになり、アルファGPCを摂る事によってその効果は更に高まるとされています。

そんなアルファGPCは身近な食べ物では「母乳」に多く含まれていて、それを飲む子どもの成長ホルモンの分泌を促す効果があるとされています。試験的投与した例では、アルファGPCを投与すると確かに成長ホルモンの分泌量が増え、成長ホルモン放出ホルモン(GHRH:成長ホルモンの分泌を促すホルモン)を単独に投与するよりも、そのGHRHとアルファGPCを併用して投与した方が成長ホルモンの分泌量は増えたそうです。ただし注射で直接成長ホルモンを投与する場合と比べてどうなのかは正直分かりません。確かに母乳を飲む子どもでは効果が得られるのかもしれませんが、バストアップをする思春期以降の年齢まで効果が得られるのかについても不明です。


●アルファGPCを含む食品やサプリメントについて

アルファGPCは母乳の他では卵黄、大豆製品、穀類、ゴマ油、乳製品、コーン油、小魚、レバー、ウナギなどに含まれており、中でも卵黄、大豆製品、乳製品に含まれています。ただしそれぞれの含まれる量自体はかなり少なく、人体に効果がある量を食べるとなるととても現実的ではありません。もし摂る場合にはこれらの食品から抽出したものを使ったサプリメントを利用する事になります。ただしサプリメントに関しては絶対に安全とは言えないため、特に「妊娠中」「授乳中」に関しては絶対禁忌です。

下記に掲載している海外製のサプリメントは高額です。もし利用される方は自己責任にてお願いします。

アルファ ジーピーシー 120カプセル
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アルファGPC 300mg 60ベジカプセル
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豊年 大豆レシチン(顆粒250g缶)
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「レシチン」は大豆製品から抽出されたもので、α-GPCの元になると言われています。こちらは日本製なので比較的安全です。