アルギニンはタンパク質を構成するアミノ酸の一種であり、特に美容に効果があるとされている重要な栄養素です。ここではそのアルギニンについて私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

●準必須アミノ酸のアルギニンについて

タンパク質は様々な種類のアミノ酸から作られています。その中でも「9種類の必須アミノ酸」は体内だけでは一から作る事ができない上、全てのタンパク質の最も基本的な材料として使われています。ですので常に食事から補い続けなければなりません。一方、アルギニンは体内でも合成する事ができるため「必須アミノ酸」ではありません。ですので不足する心配がないように思いますが、大人と子どもではアルギニンを合成する能力に違いがあり、成長期の子どもではアルギニンを合成する能力が未熟なため必要量が多くなります。特にアルギニンは成長ホルモンの分泌とコラーゲンの合成に深く関わるアミノ酸です。そのためアミノ酸の中でも「準必須アミノ酸」と呼ばれているのです。

例えば成長期の子どもにおいてアルギニンが不足すると確実に身長の伸びに悪影響を及ぼすと言われています。これは前述した通りアルギニンが成長ホルモンの分泌に関わる重要なアミノ酸だからです。その効果から免疫機能を高めたり、怪我の治りを早めたり、傷ついた細胞を修復・再生させたりと健康や美容などにも良い効果が及ぶとされています。


●アルギニンを多く含む食品について

アルギニンはアミノ酸の一種なので、一般的に「タンパク質を多く含む食品」に多く含まれています。例えば肉類、魚類、卵、乳製品、大豆製品、穀類、ナッツ類などです。その中でも特に大豆製品、玄米、ゴマ、エビなどに多く含まれていると言われています。もし好き嫌いやアレルギーなどで不足が感じられる人は以下のような食品をオススメします。

ちなみにアルギニンのサプリメントの中には「オルニチン」や「シトルリン」というアミノ酸が含まれている場合があります。オルニチン、シトルリン、アルギニンは「尿素回路」と呼ばれるサイクルの中で働いており、尿を作って老廃物を体の外へ出すために必要なアミノ酸です。ですのでこれらを摂るという事は、解毒作用を持つ肝臓や老廃物を外へ出す腎臓の負担を減らすという事に繋がります。尚、オルニチンやシトルリンはタンパク質を構成しているアミノ酸ではなく、サイクルの過程で作られるアミノ酸です。ですのでアルギニンと比べると必要量は多くないため、必須アミノ酸が不足しない限りはめったな事では不足しません。

ファイン L-シトルリン
ファイン L-シトルリン
アルギニンやシトルリンを補う事ができるサプリメントです。ただしあくまでサプリメントであって、これに頼り切る事はオススメできません。普段の食事を重視しましょう。
山本漢方製薬 黒ごま黒豆きな粉 400g
山本漢方製薬 黒ごま黒豆きな粉 400g
ナッツ類の中でもゴマはアルギニンが多く含まれる食品の一つです。その他成長ホルモンの分泌に関わるとされる亜鉛、様々な代謝に関わるマグネシウム、女性ホルモンの分泌を促すとされる大豆イソフラボンも補う事ができます。
きざみ納豆ミニ3(40g×3) 8個入
きざみ納豆ミニ3(40g×3) 8個入
動物性の食品ばかり食べているとカロリー・塩分・脂肪分を摂り過ぎてしまう事があり、一部をこういった植物性の食品で置き換える事が重要です。ちなみに納豆の賞味期限は1週間程度と言われていますが、冷蔵であれば1ヶ月以上経っても食べる事ができる(自己責任ですがw)そうです。発酵食品なので環境にもよりますが常温でも2週間程度持つ場合があります。
食塩無添加ミックスナッツ 360g
食塩無添加ミックスナッツ 360g
アーモンド、カシューナッツ、クルミ、マカデミアナッツ、ピカン、ピスタチオが食べられるナッツです。ナッツ類はアルギニンやビタミンEなどを多く含む食品ですが、カロリーが高く脂肪分も多いので食べ過ぎには十分注意が必要です。間食で少しつまむ程度にしましょう。

※確かに成長ホルモンの分泌にはアルギニンや亜鉛などが必要ですが、何よりも規則正しい生活(特に睡眠習慣と運動習慣の改善)が必須です。サプリメントや食習慣の改善だけでは分泌量は増えません。