動物性の食品である肉や卵はタンパク質の材料となる必須アミノ酸がバランス良く含まれており、髪の毛を労るための栄養補給に適しています。ここではそんな「肉」と「卵」について私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

●動物性の食品を食べてタンパク質(必須アミノ酸)を摂ろう

髪の毛や皮膚などのタンパク質を作るためにはその基礎となる「9種類の必須アミノ酸」が必要です。必須アミノ酸はタンパク質を作るために必要な最も基礎となるアミノ酸であり、体内だけでは一から作る事ができません。よって常に食事から補い続けなければならない重要な栄養素の一つです。動物性の食品にはそんな必須アミノ酸がバランス良く含まれており、発毛・育毛のための栄養補給として適しています。

タンパク質を多く含む食品としては肉類、魚類、卵、乳製品など主に動物性の食品が挙げられます。一方、穀類や大豆製品、ナッツ類など一部の植物性の食品にも必須アミノ酸は含まれていますが、実は植物性の食品よりも動物性の食品の方が必須アミノ酸のバランスが良い傾向にあります。すなわち9種類の必須アミノ酸をバランス良く摂るためには肉類、魚類、卵、乳製品の方を定期的に食べる必要がある訳です。ただし動物性の食品は塩分や脂肪分が多く含まれる食品も多く、カロリーも高いというデメリットがあります。よって動物性の食品だけでタンパク質を摂ろうとするのではなく、大豆製品や穀類などでその一部を置き換える事が重要になります。もちろん調理法によっても例えば唐揚げやハンバーグなどは調理に油を使用するため食べ過ぎには注意すべきです。

もちろん例えタンパク質を含む食品であっても、ただたくさん食べれば良いという訳ではありません。何故ならその食品に含まれるのは何もタンパク質だけではないからです。発毛・育毛のためにはビタミンやミネラルなども必要であり、タンパク質を多く含む食品に固執するのではなくバランス良く栄養を摂るよう心がけましょう。もちろん「お肉」という分類一つとしても豚肉、鶏肉、牛肉、馬肉などの種類がありますし、その部位(肩肉、胸肉、モモ肉等)によっても含まれる栄養素は異なります。カロリーが低く脂肪分が少ないとして知られている、例えば「鶏のササミ」だけを食べるのではなく、色んな種類の色んな部位の肉を食べるようにしましょう。


●「卵は1日1個」という古い固定概念は捨てるべし

動物性の食品としては卵(鶏や鶉など)もタンパク質を含んでおり、必須アミノ酸をバランス良く摂る事ができます。そんな卵には「コレステロール」が含まれているという事で知られていますが、コレステロールは男性ホルモンや女性ホルモンなどの重要なホルモンの材料として使われる非常に重要な栄養素です。その他コレステロールは血管や皮膚(細胞膜)の強度を増したり、消化液の一つである胆汁の材料としても使われており、人間にとって必要不可欠なものです。摂り過ぎはもちろんよくありませんが、コレステロールだからといって過度に避ける事は逆に健康を害してしまう可能性があります。

一般的にコレステロールは肥満及び動脈硬化の原因になるとされており、それが「コレステロール=悪」「コレステロール=太る」というイメージの元となっています。ですのでできるだけ避けようとするのは分からなくもないのですが、実は最近の研究で「コレステロール値や心筋梗塞のリスクに卵を食べる回数は関係がない」という調査結果が出ています。すなわち食品に含まれるコレステロールが直接動脈硬化などに結びついているのではなく、食事以外の様々な要素が複合的に影響しているという事です。規則正しい生活を続けていて特に規則的な睡眠・運動習慣がある人では、コレステロールを含む脂肪の代謝も悪くなっていないはずですし、血圧も高くなっていないはずですから、例え毎日卵を2個3個食べていても何の問題もないのです。

ちなみにスポーツ選手ではよく「鶏の生卵の黄身だけ」を食べる人がいますね。人によっては卵黄だけを何個も一気に飲む人もいます。しかし実際には卵は生のままよりも調理をして黄身と白身に火を通した方が、よりタンパク質の吸収率が高まると言われています。ゆで卵でもスクランブルエッグでも目玉焼きでも良いので調理してから食べる事をオススメします。ただし調理や食べる際に油、塩、醤油、ソース等を使う場合にはその量に注意しましょう。


●タンパク質を補う事のできるプロテインやサプリメントなど

もし動物性の食品が苦手だという方は以下のようなプロテインやサプリメントをオススメします。プロテインは必須アミノ酸のバランスが良く、栄養の補助として最適でスポーツ選手がよく利用しています。

バルクスポーツ ビッグカゼイン2㎏
バルクスポーツ ビッグカゼイン2㎏
タンパク質を補う事のできるプロテインです。通常の「ホエイ」プロテインは吸収が速いため運動直後に飲む事が多いですが、これは緩やかに吸収される「カゼイン」プロテインなので飲むタイミングを選びません。ただし乳製品が苦手な方はお腹が緩くなる事があるので注意して下さい。尚、乳製品と比べると脂肪はほとんど含まれておらず、タンパク質を摂るという事に特化しています。よってビタミンやミネラルは他で補給しなければなりません。
ファインラボ ホエイプロテイン2kg
ファイン・ラボ ホエイプロテインピュアアイソレート2kg
こちらは吸収の速い通常のホエイプロテインですが、その中でもお腹が緩くなる原因となる乳製品由来の「乳糖」などの不純物を取り除いたものです。そのためお腹が緩くなって乳製品を食べる事ができない人ではタンパク質の補給にオススメです。ただしこのプロテインは吸収が非常に速いので、例えば激しい運動直後あるいは夕食時にメニューの内容に合わせて量を調節して飲むのがベターです。
いなば とりささみフレーク 70g×24個
いなば とりささみフレーク 70g×24個
鶏のササミは肉類の中でも低脂肪かつ高タンパクであり、タンパク質を摂るのに最適な食品の一つです。尚、ササミは通常の肉屋で普通に買えるので、わざわざ塩分の多い缶詰を選ぶ必要はありません。また脂肪分が少ないのがポイントなので、油をあまり使わないよう調理法には工夫が必要です。
LIFE STYLE マルチビタミン&ミネラルLIFE STYLE マルチビタミン&ミネラル
ビタミンやミネラルを補給する事ができるサプリメントです。1日2粒目安のため朝食と夕食時にメニューに合わせて飲むと良いでしょう。

★様々な「肉類」に含まれる栄養素簡易まとめ

最後に、肉類や卵に含まれるそれぞれの栄養(タンパク質・脂肪を除く)をまとめましたので参考までに。尚、部位別についてはさすがに省略しています。

●牛肉:ビタミンK、ビタミンB群、亜鉛等
●豚肉・ウサギ肉:ビタミンB群等
●鶏肉・キジ肉・七面鳥肉・ホロホロ鳥肉:ビタミンK、ビタミンB群等
●馬肉・猪肉・ヤギ肉:ビタミンB群、鉄分、亜鉛等
●合鴨肉:ビタミンB群、銅等
●ラム肉・イノブタ肉:ビタミンB群、亜鉛等
●ウズラ肉:ビタミンK、ビタミンB群、鉄分等
●鴨肉:ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB群、鉄分、銅等
●シカ肉:ビタミンB群、鉄分、亜鉛、銅等
●鳩肉・クジラ肉:ビタミンB群、鉄分等
●鶏の卵:ビオチン(ビタミンB群の一つ)
●ウズラの卵:ビタミンB12
●牛レバー:ビタミンB群(葉酸ビオチン含む)、ビタミンA、亜鉛、鉄、銅等
●豚レバー:ビタミンB群(葉酸ビオチン含む)、ビタミンA、ビタミンD、亜鉛、鉄、銅、カリウム等
●鶏レバー:ビタミンB群(葉酸ビオチン含む)、ビタミンA、ビタミンK、亜鉛、鉄、銅、カリウム等