「セロトニン」は昼間の活量力の源になり、特にドーパミンやノルアドレナリンなど精神状態に関わるホルモンをコントロールする役割があります。つまりその分泌はストレスコントロールをする上で非常に重要です。ここではそんなセロトニンについて私なりに考えた事をまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」からどうぞ。

セロトニンの役割について簡単に

セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれているホルモンで、特に心身を活性化させる役割があると言われています。これはドーパミンやノルアドレナリンなど精神状態に関わる重要なホルモンをコントロールする役割があるとされているからです。そうしてセロトニンは全体的なホルモンバランスを整える事で、精神を長期に渡って安定化させる事ができ、それは昼間の活動力の源になります。

またセロトニンは太陽光の影響を強く受けており、太陽の光を浴びる事ができる昼間にその分泌が促されます。これにより実は体内時計のような役割も果たしており、生活習慣に規則的なリズムをもたらしてくれます。その意味で、これは表現が適切かは分かりませんが、人間が人間らしく生きる上では必要不可欠なホルモンの一つと言えるのではないでしょうか。

ちなみにセロトニンは腸内にも存在しています。腸内では腸内細菌によって合成され、腸内の水分量などを調節する役割があると言われています。簡単に言えば、腸内のセロトニンが増えると水分量が増え、逆に減ると水分量が減ります。一説にはこの上下動が「IBS(過敏性腸症候群)」の原因になっていると言われており、すなわちストレスは腸内環境を悪化させる事があります。特に腸内細菌は代謝を補助するビタミンB群も合成できるため、ストレス管理はその意味でも髪の毛の健康を維持する上で重要です。ただし脳内で分泌されるセロトニンと、腸内のセロトニンが互いに行き来する事はありません。


セロトニンの分泌が悪くなると何が起こる?

まず睡眠習慣が崩れやすくなります。例えば朝になってもスッキリと目覚めず、起きるのが遅くなったり、例え起きる事ができたとしても、昼間で辺りが明るいのに強く眠気を感じてしまいます。集中力、判断力、記憶力なども低下するため、単純に「やる気」がなくなります。更には体内時計が狂う事で、人によっては昼夜逆転生活になってしまう場合もあります。

またセロトニンの分泌が悪くなるとストレス耐性が低下し、精神的に不安定になりやすくなります。これは前述のようにセロトニンには他のホルモンをコントロールし、精神を安定化させる役割があるからです。ストレス耐性が低下するとストレスに対して過敏に反応するようになり、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。それによっては例えば性ホルモンや成長ホルモンなどの分泌バランスが崩れたり、特に思春期ではニキビの悪化、変声期を迎えない、薄毛、異常行動、月経異常などの原因になる事もあります。一説には鬱病などの精神疾患にも深く関係していると言われています。


セロトニンの分泌を促すには?

まず重要なのは太陽の光を浴びる事です。これに勝るものはありません。朝起きたら光を浴び、昼間はできるだけ太陽の光を浴びるようにしましょう(もちろん紫外線対策は必要)。

また前述のようにセロトニンは昼間の活動に深く関わるホルモンなので、その分泌を促すためには単純に「好きな事をする」「新しい事をする」「楽しい事をする」という事が重要になります。そうして心身を活発に動かす事でその分泌を促す事ができるのです。尚、ストレス自体は「適度・少量」であれば、本来セロトニンの分泌には必要なものです。完全にストレスがない状態、あるいはそれを目指して自分の行動を逆に制限してしまう結果にならないよう注意しましょう。

ちなみにですが、セロトニンは睡眠中に分泌され、深い睡眠を得るために必要なメラトニンの材料になります。つまりメラトニンの分泌が要求されるような睡眠習慣も、実はセロトニンの分泌を促すためには必要な事なのです。特に「平日休日問わず、毎日同じ時間に寝起きする」「明るくなったら起き、暗くなったら寝る」「睡眠時間を確保する」というような睡眠習慣を継続する事が効果的です。そうして「活動と休息のメリハリ」を設けましょう。


セロトニンの材料となるトリプトファン

セロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸から作られます。トリプトファンは蛋白質が豊富に含まれる食品(肉、魚、乳製品、卵、大豆)から摂取できるので、それらを意識的に食べる事も、セロトニンの分泌を促すためには重要になります。逆に言えばそれを制限していると不足する可能性があるという事であり、髪の毛のためにと過度に食事制限をする事は逆に良くありません。


オオサカ堂商品リンク

Source Naturals 5-HTP 50mg

尚、左にあるのはセロトニンの材料になる「5-HTP(ヒドロキシトリプトファン:トリプトファンが代謝される過程で作られる物質)」のサプリメントです。摂取方法は1回50~100mgずつを、特に空腹時に小分けにして摂取するのが良いと思われます。ただし寝る前や運動前の摂取はオススメしません。また過剰摂取によっては逆にホルモンバランスを崩したり、下痢になる事があるので、摂取量は各自調節が必要です。